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急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1) |マルコム・グラッドウェル

急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1)急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1)
マルコム・グラッドウェル
ソフトバンククリエイティブ 刊
発売日 2007-06-23


人間社会における「臨界質量」「しきい値」を発生させるメカニズム 2009-04-29

小さな変化がなんらかのかたちで大きな結果をもたらす。


これを、伝染病の伝播にみたてて、感染がいかに起こり、臨界点に


達し爆破的な事象を生み出すか、を、タマネギの皮をむいていく


がごとくに、メカニズムを分析していくさまは、ワクワクする。



その3原則を、伝染病の蔓延過程を事例とすることで、


(1)少数者の法則、(2)粘りの法則、(3)背景の力、とする。


そして、伝播過程におけるさまざまな役割を抽出し、感染をスタートさせる


類型を、「媒介者」「通人」「セールスマン」などに分類し、それぞれの


通過点に果たす役割を、豊富な事例を用いて、解明していきます。



本文庫文では、感性マーケティングで著名な小阪祐司氏の解説が


巻末についていて、この解説を先に読むことで、本文の概略をつかむこと


ができる。



さらに、自分でティッピング・ポイント(「傾く」しきい値)をつくり


あげることができるというメッセージがあり、小さなことが、結果として


大きなブームを作り上げる。



さらに、そのブームの先のブームが去る


メカニズムにも考察が及んでいて、セサミストリートやハッシュパピー、


さらには、梅毒など本物の伝染病や犯罪率低下など、これでもかというほど


事例を引用し、かつ、追跡し分析し、ティッピングポイントを生み出す


フレームワークを類型化している、との執念に敬服します。



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ごく私的な意見かもしれないけれど、急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1) っていいと思います。ちょっとしたところに

「お!」と思うような発見があったり、

「へえ」と思うような一文があったり、

著者のマルコム・グラッドウェルの力量が、そこここに現れています。

急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1) はそんな部分もあったかと思うと、全体的に一本の筋もしっかり通っています。

そういう意味では、急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1) はとてもバランスの取れた本なのじゃないかと思います。

だから、いい意味で失敗が無い本だと思ったりもします。こいつはオススメですよ。

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