DSは、ゲームボーイアドバンス(以下GBA)の「後継機」ではなく、ニンテンドーゲームキューブ、GBAに次ぐ、任天堂の第3の柱をめざし、全く一から開発された新しいゲーム機である。
だがDSが瞬く間に普及し、DSの後に発売されたゲームボーイシリーズ最新機種「ゲームボーイミクロ」の売り上げも伸びず、任天堂を含む多くのメーカーはDSに注力する結果となった。また、2006年のE3において「GBAの後継機(新型ゲームボーイ)はしばらく無い」との発表がされました。その後、2006年11月30日発売の『ファイナルファンタジーVIアドバンス』以後、ゲームボーイシリーズの新作ソフトは発売されていない。その結果、DSは実質的に「新型ゲームボーイ」「GBAの後継機」のような形となり、海外販売においてもGBAからDSへユーザーをシフトさせる内容を明確にしている。
また『MOTHER3』『リズム天国』等、末期のGBA用ソフトの店頭POP等では、DSでも使用可能であることが表記されていたり、CMなどでも該当ソフトをDSでプレイしているシーンを挿入し、DSでもプレイ可能であることを強調していたが、これらが発売された時点でゲームボーイの市場規模は相当DSに移行してしまっており、『MOTHER3』が累計40万本以上を販売する最後のヒット作になって以降は、任天堂も積極的にプロモーションを展開した『リズム天国』が25万本にとどまるなど、ゲームボーイシリーズの市場は急速に縮小したのである。
現在、任天堂の携帯型ゲーム機市場は完全にDSに一本化されている。
