ニンテンドーDSは、独自のユーザーインターフェース・機能を利用し、ゲームに無関心だった層への幅広い普及として『Touch! Generations』という一連のシリーズを発売しています。
その理由としては、2004年までのテレビゲーム業界では、特に映像表現に関わるハードウェア技術の発達に伴って、映画的表現の傾向が強まる等全体的にゲームが画一的、マンネリ化状態に陥っており、ゲーム人口も減少傾向にあった。ニンテンドーDSはその傾向に歯止めをかけ、タッチスクリーン、音声認識などの斬新な操作方法でゲーム人口の拡大を進め、新たな層の獲得にも成功した。さらに、任天堂は単なるゲーム機ではなく「所有者の生活を豊かにするマシン」を目指すと述べています。
かつて、マスコミでテレビゲームのマイナス面が取りざたされていました。しかし、ニンテンドーDSから任天堂が進めたゲーム人口拡大により、今ではニンテンドーDSが教育や教材に活用されたり、据え置きゲーム機Wiiの成功にも影響を与えています。また、これまでのゲームに対するネガティブなイメージも緩和されるなど、DSが果たした役割は大きいといえます。2008年2月現在、ニンテンドーDSの国内累計販売台数は2,200万台超に達する。
専用ソフトも、『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』をはじめ実用系が充実しています。さらに中学生用教材『得点力学習DS』のベネッセコーポレーションや、「初音ミク」のゲームデビューにDS専用ソフト『13歳のハローワークDS』を選んだクリプトン・フューチャー・メディアなど、他業界他業種から思いがけない形でDSに新規参入したり、事業展開する動きも活発になっています。2008年現在、携帯型・据え置き型を含めたゲーム機で、国内最大プラットフォームになっている。
